おばあちゃんがくれたきっかけ
私、生理不順です。
いつからかなぁって考えてみると、最初から。初潮迎えた時から、今の今までずっと生理不順です。2ヶ月、3ヶ月こないのは当たり前。ひどい時は半年以上生理がなくて、たまにくると夜用ナプキンでも保たないほどの大量出血。それと、腹部の激痛。中学生の時は親戚の家のトイレで動けなくなって、高校の頃は体育の授業で蹲り、大学時代は電車の中で崩れ落ち、社会人になってからは職場で倒れて救急外来に運ばれるという。うん、……うん…。行けよってね、病院行けよってそれですよね。ちなみに運ばれた救急外来で受けたのは自律神経失調症という、なんとも曖昧な診断でした。
それは結婚してからも変わらず、まず病院へ行くっていう概念の欠如が問題だったのかなぁ。風邪引いても捻挫しても、ドラッグストアの市販薬でなんとかしてました。旦那がすぐに病院に行く人なので、風邪で病院？ご飯食べて薬飲んで寝てればすぐに治るのに？と思った同棲当初の記憶は鮮明です。
そんな私が婦人科に行くようになったきっかけ、ちょっと不思議な話をします。
2014年の晩春、母方の祖母が亡くなりました。我が家は父親の持ち家にその母方の祖母が同居しているという、少し珍しい家族形態でした。共働きの両親に代わって、祖母が育ててくれてたようなもので。でも近年祖母は痴呆を患い、私が結婚する頃にはもう昔のことしかわからなくなってました。
そんな祖母の訃報を受け、車と新幹線で8時間の時間を掛けて実家へ帰ったのです。仕事の都合で少し遅れて旦那が到着し、親類も集まり、数日のうちに通夜と葬儀が執り行われました。全てが終わって、まぁおばあちゃんも92歳だし、往生往生！みたいな感じで一息ついた辺りで、異変に気づきました。
背中がめっちゃ痒い。
仰向けに寝るとめっちゃ痛い。
ねぇ背中ブツブツ出来てないー？って旦那に見せたところ、一拍置いて 「帯状疱疹？」 の言葉が返されました。
まずね、私、帯状疱疹なる病気そのものを知らなかったよね。何ですかそれ麻疹とか水疱瘡みたいなもんですか状態でしたよね。まぁ似たようなもんだったけど、近くのクリニックに行ったらまさかのビンゴ。お葬式による疲れや精神的なものが原因だろうねとのことで、92歳で大往生とは言っても、やっぱりずっと一緒にいたおばあちゃんが亡くなって辛いとか寂しいとか、心と体は正直だったようです。
それで、点滴の治療を受けようって話になって、そこで初めて先生に 「妊婦さんには使えない薬なんだけど、妊娠はしてないよね？」 って聞かれました。正直、ちょっとも心当たりがないわけじゃないと伝えると、近くの産婦人科を紹介してくれてそのままそこへ診察を受けに行くことに。帯状疱疹自体が妊婦さんには悪影響なので、丁度今から昼休みで患者さんが居ないからってことですぐに診察。赤ちゃんは出来てないから、帯状疱疹の治療を受けても大丈夫とお墨付きをもらって、で、そこで、その産婦人科の先生が私に言ったんですよ。
- 多嚢胞性卵症候群
- 子宮内膜が薄い
そう言ったんですよ。
その時までは、本当、全然、真面目に考えてなかったです。いつかできるものと思ってたから。でもよく考えたら、あんなに生理不順で一度の生理が重くて、何もないわけがないんだ。…ないんだ。
もう通夜も葬式も終わったから旦那を先に帰して、私はまだ実家に留まりました。何もなかったら難しかったかも知れないけど、帯状疱疹になったお陰でそこから数日クリニックに通って点滴を受けなきゃならなかったし、職場にその事を伝えたら診断書を提出すれば大丈夫ですってなっちゃって。
久しぶりの実家で母親に甘えて、父親と喧嘩して、友だちがおばあちゃんにお線香上げに来てくれたりして。すごくゆっくりできた。
よし、帰ったら婦人科行こう！って思った。
今も、実家の母親が言います。
おばあちゃんは、最後の最後まであんたのことを一番に考えてくれてたね、って。
のんべんだらり。
Twitterに妊活垢用のアカウントを作ってそろそろ10日です。
なんというか、それぞれ抱えている事情は違えど、フォロワーさんみんな「赤ちゃん授かりますように」な気持ちでいて、沢山頑張ってらっしゃる姿が励みになるからアカウント作って本当良かったと思います。
本垢では妊活事由はおろか子どもが欲しいって言うことすら出来なくて、でも吐露したい気持ちはそこなんだよなーってなってたから、うん、本当良かった良かった。いやー複垢なんて無理っすわー管理出来ませんわーって言って作ってなかったってのもあるけど、実際作ったら正にその通りで。本垢全然覗かないです。管理出来ないというよりは妊活垢の方が落ち着くの…！何か一つ同じことに目標を置いている人たちの呟きばかりだから本当落ち着くー。だから本垢、しばらくおやすみしますねんねーっつってね、アイコンもヘッダーも削除して気持ちが和らぐまで冬眠ですよ。気持ちスッキリしてます。
そしてこれまた無駄にブログアカウント取ったのは、Twitterに書き込みきれないことを書き留めるため。そうそう、防備録。いろいろ忘れちゃうから防備録。防備録って言いたいだけとかじゃないです。防備録。
ちょろりと書いて置きたいだけだからブログなんて大袈裟なものじゃなくて、今Twitterのweb欄に記載してるツイフィ（ツイプロからツイフィに名称が変わったの最近知っ略）に追記していってもいいかなって思ったけど、無駄に何かしたがる時期だったのか作ってしまいました。いつ書かなくなるんだろうって今からぼんやりと思ってます。
妊活ブログというよりも妊活している時のブログって感じだし、妊活について小難しくお勉強したこと書くというよりも今日のクリニックあーだったこーだったーっていう日記のようなスタイルで。
